キャリア推薦本

          

キャリア・コンサルティング技能検定2級 テキスト&問題集

著者:株式会社テクノファ
編者:キャリア・コンサルティング実践研究会
発行:日本能率協会マネジメントセンター

試験の概要と求められる知識・スキルをまとめて解説! ●論述試験・面接試験のポイントがわかる ●第1回試験の解答解説と模擬試験問題1回分を収録 と、表紙に記載されています。
キャリアコンサルタント技能士検定試験の受験者状況を踏まえるならば、民間資格(標準レベル)を保有した後の受験者が90%を超えており、 学科試験の免除者が殆どであることから、学科試験に関する情報は、ある意味無駄になろうかと思われます(当然に相当数の頁が割かれています)。
ただし、キャリアコンサルタント技能士検定試験対策の参考情報が少ない状況でもあることから、論述・面接試験の対策にと考えられる方には、 ページ数が少なく、多少の物足りなさが伴うかも知れませんが、それでもピンポイントながら活用出来る情報記載があろうかと思われました。
 ※過去問題として、第1回実技(論述)試験の解答のためのアプローチ:全4頁記載もあり。
本書の活用を考えるならば、
●2009.9月現在に於ける、キャリアコンサルティングに関する資格体系を知る上での概括書として。
●キャリア・コンサルティング技能検定2級とは何かを知るガイダンス本として。 etc.
キャリアコンサルタント技能士検定試験に向けた大まかな再整理&ピンポイント情報の入手と割り切ることで一読の価値はあるのかと思います (キャリア・コンサルティング協議会実施の「実践力向上講習」等に於ける比較は出来かねます)。
また、民間のキャリアコンサルタント資格試験(標準レベル)の学科試験の受験者の方々には、技能検定は、実質的に上位資格と考えられるものであるため、 学科試験のマストポイントの確認をするとの意味で、タイトルに係わらずお勧めできる一冊ともいえます。

●著者・編者紹介

著者:(株)テクノファ:厚労省キャリア・カウンセラー能力評価試験機関(2004年〜)。編者は、同社関係者4名のため詳細割愛。

     

ロジャーズのカウンセリング(個人セラピー)の実際

著者:カール・ロジャーズ
監修:畠瀬 稔
発行:コスモス・ライブラリー

本書は、ロジャーズが実際に行ったカウンセリング(ミス・マンとの面接)の場面の逐語録だけで構成されています。
PHPのような厚さの一冊ではありますが、「自己一致・無条件の肯定的尊重・共感的理解」のカウンセリング場面での具体的な理解が出来る、活き々とした素晴らしい一冊だと思います。
30分あれば読み終えてしまう長さではありますが、読後、「なるほどこういうことだったのか」と正直言って震えました。
民間のキャリアコンサルタント資格試験を受験される方々においても、カウンセリングとは何ぞやと思われている方々にも一読を勧めたい一冊です。

●監修者紹介

・畠瀬 稔:関西人間関係研究センター代表、京都女子大学名誉教授

     

カール・ロジャーズ

著者:ブライアン・ソーン
翻訳:岡村 達也・三国 牧子・上嶋 洋一 ・林 幸子
監訳:諸富 祥彦
発行:コスモス・ライブラリー

本書は、素晴らしい訳書として記されています。
もしもあなたが、キャリアカウンセラーを目指し、カウンセリング実践訓練を行なっている中で、クライエント中心療法の理解にしっくりこない感じがあるならば、ぜひとも読んで欲しいと思う一冊です。
小説でもない本に涙がこぼれたのは始めての体験でした。
どのように表現をして良いのか分からないのですが、客観的・冷静でありながら、著者がカール・ロジャーズにまたその療法に向けた深い愛情が感じられ、ひとつの言葉でもひとつの言葉でもカウンセリング実践の参考にしようとしていた私には、感銘に近い読後感を覚えた一冊でした。

●翻訳・監訳者紹介 (本書より抜粋)

・岡村 達也:(現)文教大学人間科学学部臨床心理学科教授。
・三国 牧子:(現)立教女学院短期大学学生相談室カウンセラー。
・上嶋 洋一:(現)千葉短期大学専任講師、幸・総合人間研究所研究員。
・林 幸子:(現)家族・介護問題研究会主催。米国カウンセリング学会カウンセラー認定委員認定心理カウンセラー。
・諸富 祥彦: 別枠の紹介を参照願います。

カール・ロジャーズ入門   自分が“自分”になるということ

著者:諸富 祥彦
発行:コスモス・ライブラリー

難解な専門書の形ではなく、生身の人としてのカール・ロジャーズに焦点を当てて捕らえ、ここからクライエント中心療法の本質的な内容が分かりやすく書かれており、概括的にクライエント中心療法を理解するのにとても分かりやすい書籍です。
カール・ロジャーズに関する、関連書籍や文献等々の情報も満載されており、タイトルの通り、入門書として読み、さらに気になった関係書に向かうための参考書的な使い方も十分にできる、お勧めの一冊です。
カウンセリングとは何であり、どうあるべき事なのかが、どうしても身体で理解出来なかった不出来な私自身が、この書籍のなかのいくつかの言葉で、何層もあった不明のベールを拭い去ってくれました。

●著者紹介 (本書より)

カウンセラー(臨床心理士)。1963年福岡県生まれ。筑波大学、同大学院博士課程修了。
英国イーストアングリア大学、米国トランスパーソナル心理学研究所客員研究員を経て、現在、明治大学助教授。教育学博士。 1998年9月より日本トランスパーソナル学会会長。日本カウンセリング学会認定カウンセラー。協会認定臨床心理士。 公認フォーカシングトレーナー。

     

改訂 ロジャーズを読む

著者:久能徹・末武康弘・保坂亨・諸富 祥彦
発行:岩崎学術出版社

ロジャーズの実践・理論・思想の3つの側面を定義し、重要な著作の内容紹介と4人の執筆者(全員、日本人)の批判的検討が加えられるといった構成になっています。
「はじめに」と記されたなかには、「ロジャーズおよびクライエント中心療法を学ぼうとされている方々、また現在学びつつある方々にとって、格好の入門書となるはずである。
ロジャーズの世界に歩み入るための最適なガイドブックといってもよいであろう。」と記されています。
ロジャーズに対して深い造詣がある4人の執筆者の方々ですので、入門書といっても深い内容となっています。
ロジャーズ・カウンセリングに全くの予備知識がない方がお読みになるよりは、多少也ともベースがある方が読んだ方が、理解が深まるのではないかと思いました。
非常に分かりやすい構成がされているのですが、割と硬い表現で記されていますので、個人的には、多少気合を入れ、集中できる時でないと読み進むのが難しかったことを振り返ります。
ロジャーズのカウンセリングについて、じっくりと理解を深めるのには大変に参考になる書であると思います。

●著者紹介 (本書より抜粋)

・久能 徹:(現)国際産業心理研究所所長。
・末武康弘:(現)法制大学現代福祉学部・大学院人間社会研究科教授。
・保坂 亨:(現)千葉大学教育学部附属教育実践総合センター教授・博士(教育学)。
・諸富祥彦: 別枠の紹介を参照願います。
   

カール・ロジャーズ 静かなる革命

著者:カール・R・ロジャーズ&デイビッド・E・ラッセル
翻訳:畠瀬直子
発行:誠信書房

カール・ロジャーズの逝去の直前まで行なわれた、ご本人へのインタビューによって全編が構成されています(種々の解説を伴いながら)。
第1部の「人生を語る」第2部の「理論とプロセス」(もちろんクライエント中心療法も)まで、ロジャーズ本人が語るその言葉・内容に他の書籍との大きな違いがあります。
翻訳の素晴らしさも相まって、個人的には大変に大きな感動を覚えた一冊です。
訳者(畠瀬直子氏)ご自身がロジャーズとの深い係わりをお持ちであったことが、あとがきで知る事が出来ましたが、ゆえに、インタビューでの語りが、ロジャーズ自身の生身の言葉として響いてくるのだと思います。
各章の区分けにより、どこからでも興味のあるところから読み進められますので、キャリア・コンサルタント資格取得に向けて、勉強の合間のホッと一息の時にもお勧めいたします。
読後にそよ吹く風を感じた、かなりお気に入りの一冊です。

●訳者紹介 (本書より)

1964年にお茶の水女子大学を卒業。1967年に渡米し、恩師カール・ロジャーズに出会う。
1972年に京都大学大学院博士課程を単位取得退学。
滋賀大学助教授、関西大学教授を経て、現在、関西人間関係研究センター主任研究員。
ロジャーズの提唱した理論をもとに、臨床活動および研究に携わっている。
   

ロジャーズ選集(上下)

編著:H・カーシェンバウム/V・L・ヘンダーソン
監訳:伊藤博・村山正治
発行:誠信書房

ロジャーズの個人的成長、教育、科学、哲学といった専門的な論文から私生活におけるエッセイまで未邦訳のものも含め33論文が紹介されています。
ロジャーズ自身の独特な語りかけるような文章は、誰にも読みやすく、各論の理解を深めると云うよりは、ロジャーズの思想的なところに触れていける書だと感じます。
この本の訳者は、7名の方々からになっていますが、一貫してとても丁寧に訳されている印象を受けました。
上下2冊となりますが、カウンセラー以外の方がお読みになっても十分に読み応えが残る書ではないかと思います。
ロジャーズの人間性に直に踏み込み解説を行なう書籍が多いかと思いますが、本書においては、タイトルの通りの内容ですので、各論文のなかからロジャーズの人間性を垣間見ることが自然に出来ますし、ロジャーズ自身が人間観としてどのように考え・感じていたのかがひしひしと伝わってきます。
クライエントの中にある、自己治癒力や、ロジャーズの人そのものに対する信頼感を前提にしているあり様に多角的に触れる事ができます。
なぜかポカポカした日曜日の午後に紅茶を飲みながら読みたい本でした。

●監訳者紹介 (本書より抜粋)

・伊藤 博:2000年死去。
・村山正治:九州産業大学大学院国際文化研究科教授・九州大学名誉教授・日本臨床心理士会幹事。
   

ロジャーズ  クライエント中心療法の現在

編集:村瀬孝雄・村瀬嘉代子
発行:日本評論社

心理学を学んだ方が、あらためてカール・ロジャーズのクライエント中心療法とは何ぞやを見つめ直すには最適な書籍かと思います。
私自身は、これに全く造詣がなかったため、当初は難しさを感じたのですが、色々な方々が様々な視点で、ロジャーズとその療法を語られているため、興味の沸いたモノに視野を広げて情報収集したりしてみました。
何度々も振り返り、各著者が言わんとしていることに耳を傾けると、ゆっくりではありましたが、なるほど...を感じたことを思い出します。
比較論的にクライエント中心療法の今を追及するならお勧めの一冊です。

●編者紹介 (本書より抜粋)

・村瀬孝雄 :1998年死去。
・村瀬嘉代子:大正大学人間学部教授。
   

パーソンセンタード・カウンセリングの実際  ロジャーズのアプローチの新たな展開

著者:デイブ・メァーンズ
翻訳:岡村達也・林幸子・上嶋洋一・山科聖加留
監訳/解説:諸富祥彦
発行:コスモス・ライブラリー

パーソンセンタード・カウンセリングとは、カール・ロジャーズのクライエント中心療法のことです。
各テーマに沿った多くの事例とキーポイントによる解説方法で各章が進んでいくといった流れで、編集の妙を感じます。
テーマ内容のキャッチアップは、とても役立つものが多いと感じるのですが、非常に難しいであろう本著の和訳に関しては、内容について一端踏まえて考える必要が多かったこともありました(個人的な問題かと思います)。
キャリアカウンセラーとして、よりカウンセリングの深い世界を探求し、実践上で生まれる疑問を見つめ・理解を深め・解消する手引書として推薦できます。

●翻訳・監訳・解説者紹介 (本書より抜粋)

・上嶋 洋一 :別枠の紹介を参照願います。
・岡村 達也 :     同上
・林 幸子  :     同上
・山科聖加留 :上智大学卒業後、英国ストラスクライド大学留学。同カウンセリング・ユニット客員研究員後、帰国。
・諸富 祥彦 :別枠の紹介を参照願います。
   

     

相談活動に生かせる15の心理技法

編者:「月刊学校教育相談」編集部
発行:ほんの森出版株式会社

学校教育の相談場面で使える心理療法・心理技法の要点を以下の15の分類で各10頁に渡り解説されている構成となります。
1.構成的グループエンカウンター 2.ピア・サポート 3.アサーション 4.ソーシャル・スキル教育 5.教師学 6.表現療法(スクリブル・コラージュ・箱庭) 7.セルフ・カウンセリング 8.交流分析 9.アドラー心理学 10.ブリーフセラピー 11.内観法 12.フォーカシング 13.サイコドラマ 14.論理療法 15.選択理論
学校教育での活用場面を想定されていますが、キャリアカウンセリングにおいても十分な参考情報となり得る内容です。
良くありがちな概要紹介に比べて相応なページ数が割かれているため、自分に合った技法を探したり、普段使用している技法に行き詰まりを感じた際の 参考ガイドにと活用することが出来るかと思います。
興味を持った技法があったなら、参考書籍や研究会等の連絡先を含む情報も記載がそれぞれにあるため、手元に一冊あると便利な一冊です。

●執筆者紹介 (本書より抜粋)

栗原慎二(広島大学教育実践総合センター助教授)・岡田弘(東京聖栄大学助教授)・小川康弘(福岡県立福島高校教諭)・鈴木教夫(埼玉県春日部市立武里小学校教諭)・ 青山洋子<仲田洋子>(駿河台大学専任講師・臨床心理士)・高野利雄(東京・立教池袋中学高校教諭・教師学上級インストラクター)・長坂正文(愛知県立刈谷東高校教諭・臨床心理士)・ 生井修(茨城県常総市立石下中学校長)・今西一仁(高知県立高知西高校教諭)・和井田節子(千葉県立開宿高校教諭・学校心理士 上級カウンセラー)・ 小林強(東京・京華学園教育相談室長)・齋藤優(千葉市立千城台西中学校教諭・学校心理士 上級カウンセラー)・天羽和子(ABCフォーカシングセンター代表 桜美林大学大学院非常勤講師)・ 堀川真里(新潟市立曽野木中学校教諭・学校心理士)・加勇田修士(東京・東星学園小・中・高校長)・井上千代(愛知県西予市立三瓶小学校養護教諭:初版時)・ 櫻田智美(愛媛県西予市立三瓶小学校教諭)・三好敦子(愛媛県西予市立三瓶小学校教諭)計18名    

キャリアカウンセリング

著者:宮城まり子
発行:駿河台出版社

著者の宮城まり子さんは、臨床心理士・大学の助教授・キャリアコンサルタント養成講座の講師等としてご活躍されており、キャリア形成支援系のwebサイト等でも、ご本人の寄稿を見かける機会も多いかと思います。
個人的には、本書に関して、高い評価をしており、小社にお問合せを頂戴する、各養成講座を受講されていらっしゃる方々にも積極的にお勧めしている書籍です。
幅と奥行きのあるキャリアカウンセリングに対して、体系的に全体構成がされており、非常に読みやすく、基礎知識の提供のみならず、キャリア形成支援における、実践上の実務書としても参考となる造詣の深い書籍です。
また本書は、財団法人社会経済生産性本部(歴史のある母体でしっかりした団体です)実施の「財団法人社会経済生産性本部認定キャリア・コンサルタント資格試験」のテキストとしても活用されているとのことです(もちろん講師は、宮城まり子さんがご担当)。
いつも近くに置いておきたい、そんな素敵な一冊です!

●著者紹介 

立正大学心理学部臨床心理科助教授・臨床心理士。1997年よりカリフォルニア州立大学大学院教育学部カウンセラー教育学科に研究留学、キャリアカウンセリングを中心として、家族(MFC)カウンセリングなどを研究。
専門は、臨床心理学、生涯発達心理学、産業・組織心理学、キャリア心理学。
   

キャリアサポート

著者:宮城まり子
発行:駿河台出版社

本書は、カウンセリング理論や技法等々の解説書ではなく、日本国内における、キャリアコンサルタントを取り巻く環境についてのレポートといえます。
各分野で実際のキャリア形成支援の現場で活動をされていた方々のレポートやコメントが多用されており、キャリアカウンセリングを取り巻く、現状の問題点・課題の摘出〜今後の社会の流れをキャリアカウンセラーとしての機軸で垣間見ることが出来るかと思います。
企業経営・人事に携わる方々、キャリアカウンセラーを今後目指す方に情報としてお読み頂きたい一冊です。

●著者紹介 

別枠の紹介を参照願います。
   

会社と個人を元気にする キャリア・カウンセリング

編著:金井壽宏
発行:日本経済新聞社

本書は、キャリアカウンセラーに向いているものとは違い、個人・人事・経営・カウンセラー etc 様々な立場の方々が、キャリアカウンセリングの可能性を日常的にどのように具体的に活かせるのかの視点として内容が構成されています。
カウンセラーのための専門書ではないのですが、POPな表紙?に反して、内容的にはサラッと読めるのに、かなり深い内容となっています。
もともとは、専門雑誌の連載が素材の元になっているためか、専門性になりがちな項目も適度の引き際で納め、コラムや言葉表現において身近で分かりやすく本質に訴えかける構成は、ある種凄いと妙に感激した一冊です。
キャリアカウンセリングにチョッと興味がある!って方においては最高の一冊といえます。
また、企業系の方々にもぜひ一読を頂きたい書籍でもあります。
なるほど!・・・と、視界の広がる一冊です!

●編著者紹介 (本書より抜粋)

神戸大学大学院経営学研究科教授
   

実例 キャリア・カウンセリング  職業と人生への支援 

著・発行:社団法人 日本産業カウンセラー協会編

国内唯一の「産業カウンセラー資格」の認定協会による発刊の書となります。
同協会においてキャリアコンサルタント養成講座は、キャリアカウンセラー資格のみを取得するためではなく、産業カウンセラー資格保有者がダブルライセンスを取る上での付帯的な養成講座の開設となっています。
ゆえに、カウンセリング実践のための観点で構成されており、タイトルの「実例」の通り、逐語録(クライエントとカウンセラーの言葉のやり取りの書面記録)を多用した内容になっていることが最大の特徴といえます。
同協会から、キャリアカウンセリングに関する書籍が何冊か発刊されていますので、キャリアカウンセラーとして勉強をされている方々には、カウンセリング実務のための参考書として有効活用が出来るのではないかと思います。

●著者紹介は、割愛いたします。

   

キャリアカウンセリング入門  人と仕事の橋渡し

著者:渡辺美枝子 / E.L.ハー
発行:ナカニシヤ出版

「キャリアカウンセリング(カウンセラー)とは」何んであるのかが、専門(技術)的になり過ぎず、概説書として体系的に書かれているため、これからキャリアカウンセラーを目指す方・勉強中の方をはじめ、ご活躍中の方に至るまで、参考にすることの出来る書籍です。
入門書と銘打たれていますが、歴史的背景から今日課題まで網羅されており、キャリアカウンセラー職務の全体像や意義・役割・機能・等々が明確でとても分かりやすく説明されている本だと思います。
カウンセリングについての「How to」モノではないため、対象領域の幅広いキャリアカウンセリングの実際において、もう一度、自分自身のキャリアカウンセラーとしての目的と照らし合わせて、深く見つめ直すに最適な書であると感じました。
資格取得の際のテキストでは、解釈し難かった幾つかの疑問が、本書を読むことによって、随分スッキリとした感を抱いたことを忘れません。

●編者紹介 (本書より抜粋)

渡辺美枝子 :米国ペンシルバニア州立大学大学院博士課程カウンセリング心理学・カウンセラー教育専攻、
          哲学博士号(Ph.D.)取得筑波大学心理学系教授
E.L.ハー:米国ペンシルバニア州立大学大学院教授、大学院教育・研究・FD部長
   

キャリアの心理学

編著:渡辺美枝子
発行:ナカニシヤ出版

キャリア・カウンセリングのための基礎理論を、代表的な心理学者8人の学説を取り上げ、それぞれの理論の提唱者自身のキャリアを紹介するとともに、「個人的背景・理論的背景・理論上の主要概念・キャリアカウンセリングへの応用」を基本にして構成されています。
ポイントが絞られて記されているため、理論そのものの洞察・理解を深めるためのモノではなく、複数の心理学者の理論の関係性や比較を概括的に行うとの目的で読み進めた方が本書活用の意味に合うかと思いました。
キャリアカウンセラーとして勉強を開始する・勉強中の方々にとっては、参考になる一冊ではないかと思います。

●著者紹介

別枠の紹介を参照願います。
   

        

オーガニゼーショナル・カウンセリング序説 組織と個人のためのカウンセラーをめざして

著者:渡辺 三枝子
発行:ナカニシヤ出版

「カウンセラーが、個人のみならず組織にとっても意味のある独自な機能を果たして、企業組織にその存在意義を認められるようになるためにはどうしたらいいのか」 をメインテーマに米ジョーンズ・ホプキンス大学大学院で教育・体系化されていた「Organizational counseling」を参考とし、各章でテーマの掘り下げを行っています。
基本的にはカウンセラー視点で書かれていますが、企業内でのキャリア形成支援を検討・実施されている、経営・管理者の方々にもぜひご一読頂きたい一冊です。

●著者紹介

別枠の紹介を参照願います。

     

カウンセリングの技法

著者:國分 康孝
発行:誠信書房

第1刷は、1979年10月30日で2008年2月15日現在で第39刷まで発行されていることからも本書が時代を超えて読み続けられていることが伺えます。 タイトルの通りにカウンセリングの主たる技法を中心に書かれていますが、カウンセリングの受付開始時から組織内での実施に至るまで、 幅広い時系列のテーマと基本となる奥行きの両方向に対してとても分かりやすい解説がなされています。
自分に迷いが生まれた時に何度も紐解いている基本の一冊として多くの方々にお勧めできます。

●著者紹介

國分康孝
<フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』>を参照願います。

     

カウンセリング心理学入門

著者:國分 康孝
発行:PHP新書

初版は、1998年9月4日となります。 「カウンセリング心理学の基礎知識・カウンセリング心理学(あらゆる人間関係を研究する心理学)の実践方法・カウンセリング心理学を学ぶとは」といった大きく3つのテーマに分かれています。
また、これらの解説を進めるのにおいて、著者のカウンセリングの原点〜歩みをもとに、どのような思考判断が機軸にあり解説を行っているのかが明確なため、 読み手が客観性を持ち判断がしやすくなっているのも特徴として挙げられるかと思います。
カウンセリングそのものや同業界に対して疑問を覚えた際に、本書により腑に落ちた気持ちに何度もさせられました。
カウンセラーに留まらず、幅広い方々に一読を薦められる一冊です。

●監訳・訳者紹介

國分康孝
<フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』>を参照願います。


     

ヘルピングの心理学

著者:ロバート・R・カーカフ
監修:國分 康孝
発行:講談社現代新書

クライエントの援助技法を折衷主義的なアプローチで見つめると、 既存の諸理論や技法をそのままの形でクライエントの状況に応じて使い分けをしていく「マイクロカウンセリング」的な流れと、 既存の諸理論や技法をひとつにまとめあげた(メソッドが組み込まれた)形であるカーカフの「援助の技法」的な2つに分類できるのかと思います。
本書は、民間のキャリアコンサルタント試験の際のロジャーズ的な実践の具体的な手引き書になるとも言えますし、マネージメントをはじめとした様々な対人関係の支援の際に 幅広く活用できる内容であると言えます。
現在、絶版になっているので、中古の購入に限られますが、手にする価値は非常に高い一冊かと思います。

●著者紹介

●ロバート・R・カーカフ
1934年生まれ。1960年に博士号を取得。 アメリカ心理学会所属、その所説が引用されることが最も多いカウンセリング心理学者にして社会科学者。 能力開発・訓練を目的にしたカーカフ・ヒューマン・テクノロジー研究所主宰。
國分康孝
<フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』>を参照願います。

     

構成的グループ・エンカウンターと教育分析

著者:國分 康孝・國分久子・片野智治
発行:誠信書房

著者は、認知行動療法の源流の一つである論理療法を日本に紹介したほか、1967年頃に構成的グループエンカウンターを開発したご本人となります。
著書も100余冊と非常に多く発刊されており(ご夫婦共に)、エンカウンター・グループ(「出会い」の意味であり、情報や知識や物事の善悪ではなく、感情の交流を主とし、 自己についての発見や他者の存在や他者との関係を確認し、行動の変容と成長を狙ったグループ体験)の実施のお話しがあった時に、スクールカウンセリングの流れ でもあったことから参考書籍として購入しました。
エンカウンターに関する書籍は非常に多く出版されていますが、 ダイレクトな目的として構成的グループ・エンカウンターを学びたい方(特にスクールカウンセラー等)には、実際の教育分析事例も多く掲載されているので有効かと思います。

●著者紹介

●國分康孝 1930年生まれ。ミシガン州立大学大学院にてPh.D.取得。東京成徳大学教授、日本教育カウンセラー協会会長。
●國分久子 1930年生まれ。関西学院大学卒業。青森明の星短期大学客員教授。
●片野智治 1943年生まれ。跡見学園女子大学教授。NPO日本教育カウンセラー協会理事・日本教育カウンセリング学会事務局長。

     

事例 キャリア・カウンセリング

著者:横山 哲夫 (編集), 小川 信男, 八巻 甲一, 今野 能志
発行:生産性出版

基本構成は、4名の著者による各々のキャリア・カウンセリングに対する見解の解説と事例研究(多少、宣伝的要素が強いことが気になりましたが)により 「個人と組織の双方向によるキャリア開発」の視点で構成されています。
特に第2章「キャリア・カウンセリングの視点」で展開される「面接の三態様」についての記述は、 組織において行われている様々な面接場面を3つに分類し、各面接の中核的な特徴を10の側面について摘出し、対比的に示した一覧表としてまとめられており、 この解説も含めて個人的に頷くところが多くありました。
かなり古い書籍ではありますが、企業内でのキャリア形成支援を検討されるカウンセラー諸氏にとって一読の価値があろうかと思います。

●著者紹介

●横山 哲夫
1926年生まれ。早稲田大学卒。組・心理開発研究所代表、日精研心理開発センター所長、日本キャリアカウンセリング研究会会長。モービル石油取締役(人事)を経て現職。
●小川 信男
  1932年生まれ。早稲田大学卒。日本・精神技術研究所代表。昭和シェル石油を経て、日本・精神技術研究所。日精研心理臨床センター・日精研心理開発センターを経て、現職。
●今野 能志
  1948年生まれ。慶応義塾大学卒業。モービル石油を経て現職。人材育成・キャリア開発コンサルタント。キャリア・カウンセラー。行動科学研究所代表、日本・精神技術研究所業務統括部長、早稲田大学非常勤講師。
●八巻 甲一
  1949年生まれ。専修大学卒。1981年日精研入所。日本・精神技術研究所心理臨床事業部(日精研心理臨床センター・日精研心理開発センター)。

     

キャリア発達の心理学 仕事・組織・生涯発達

著者:宗方 比佐子・渡辺直登編著 久村恵子・坂爪洋美・高橋弘司・藤本哲史著
発行:川島書店

著者の言葉として「大学や大学院の授業用テキストを想定しており、一般的なテキストに比べればかなり難解であり、レビュー論文に近いものとなっている」 という通り、かなり固めな構成内容になっています。
個人的には結して読みやすいモノではありませんでしたが、職業キャリアを考えた時に経営・組織環境からの視点で概括的にまとめられている情報が欲しかったため、 同様の観点で基本情報を得る目的であれば十分に活用が描けるかと思います。
キャリア形成の根幹的な視点を「個人にのみ」に当てる書籍が多いなか、「組織と個人」との視点から描かれている内容は、人事担当者にお勧めの一冊かと思います。

●編著者紹介

●宗方 比佐子 1985年 名古屋大学大学院教育学科研究科博士課程退学。書籍発行時 金城学院大学教授(社会心理学・職業心理学)
●渡辺直登   1985年 イリノイ大学大学院博士課程修了。書籍発行時 慶應義塾大学大学院教授(組織心理学・心理測定論)

キャリア・カウンセリング   理論と実際、その今日的意義

著者:木村周
発行:財団法人 雇用問題研究会

副題にも記載されているように、キャリアカウンセリングの実践の書として、理論と実際がかなり詳細に記されている書籍です。
著者のお人柄からか、物凄く真面目に書かれており、参考・引用文献の情報や記載データについても、どれもレベルの高いモノであり、このままキャリアカウンセラーの教科書になるんでは?との読後感を覚えました。
キャリアカウンセリングの実践書であることから、資格試験の参考書とするには若干の違いを感じますが、既にその後の実践をお考えになる方々に対しては、密度の濃い教科書として使いこなせる一冊だと思います。
個人的にもデーターベースのソースとして活用させて頂いている書籍です。

●著者紹介 (本書より抜粋)

拓殖大学客員教授・学習院大学講師・日本労働研究機構リサーチアドバイザー・日本産業カウンセリング学会副会長・日本進路指導学会理事・厚生労働省「キャリア・コンサルタントに係る試験のあり方に関する調査研究委員会」(座長)等各種政府研究会委員を歴任
   

マイクロカウンセリング技法 −事例場面から学ぶ−

監修:福原眞知子
発行:風間書房

マイクロカウンセリングの特徴は、カウンセリウングや心理療法で使用されている様々な「技法」を研究し、 カウンセリングをいくつかの技法に分類し、階層化したことといえます。
カウンセリングの学習・訓練を行うために、A.E.アイビィ博士が開発したプログラムが本書の基礎となっています。
本書は、マイクロカウンセリングの実践の入門書として位置付けられていますが、事例場面を通して技法を習得できるように、 4つの事例場面をDVD(この試みは大変に素晴らしいと思います)に収録し、よりリアルな体験を促していることが大きな特徴となります。
逐語録の掲載・映像によるリアリティとカウンセラーにとっての実践の書として大変に読みやすく身になる一冊です。

●監修者ご紹介 (本書より抜粋)

日本マイクロカウンセリング学会会長。NPO心理教育実践センター理事長。国際応用心理学会理事・常磐大学大学院客員教授。教育学博士(東京大学)・臨床心理士    

ライフキャリアカウンセリング  カウンセラーのための理論と技術

共著:ノーマンC.ガイスバース / メアリーJ.へプナー / ジョセフA.ジョンストン
著者:日本ドレーク・ビーム・モリン社 & ライフキャリア研究所
発行:生産性出版

本書の原著は、「CAREER COUNSELING 1998発刊」として、アメリカの3人の大学教授等によって書かれた共著となります。
これを、再就職支援(アウトプレースメント)業界のなかでトップ企業である、日本ドレーク・ビーム・モリン及びライフキャリア研究所の3名の研究員の方々により翻訳されています。
また本書は、日本ドレーク・ビーム・モリン株式会社実施の「DBMマスター・キャリアカウンセラー認定試験」のテキストとしても活用されているとのことです。
本書の最大の特徴は、サブタイトルにもあるように、カウンセラーのための理論と技術に一歩突っ込んだ内容になっているところだといえます。
クライエントの様々なシチュエーションやシーンに着目した構成が目を引きます。
キャリアカウンセリングの逐語録(クライエントとカウンセラーの言葉のやり取りの書面記録)を見かけることはあまり多くありませんが、本書では、この点にも配慮されており、キャリアカウンセリングの概要理解のためというよりは、ケーススタディのための書と云えるかと思います。
 ※ 翻訳書であることから、国内事情への応用の目が必要であることを付け加えお伝えします。

●著者紹介 (本書より抜粋)

・ノーマンC.ガイスバース ミズーリ大学教授を経て現在は、ミシガン大学教授
・メアリーJ.へプナー   ミズーリ大学准教授
・ジョセフA.ジョンストン ミズーリ大学教授を経て現在は、ミシガン大学キャリアセンター所長
   

カウンセラーのためのアサーション

編著:平木典子・沢崎達夫・土沼雅子
発行:金子書房

タイトルの通り、キャリアカウンセラーがクライエントとのより良い関係を築くための実践書としてお奨めできる一冊です。
また、カウンセラー以外にも、人事部勤務の方やマネージメント実践者の方々にも十分に役立てられる内容になっています。
実践書であるがゆえに、何か別に一冊、アサーションやアサーティブ関連の本を読んだ後の方が内容を活かしやすいかと思います。
理論・技法の難解なものではないため、実際をイメージしながら読み進めて行く事が出来るため、資格取得の勉強中の方にもお奨めできます。

●編著者ご紹介 (本書より抜粋)

・平木典子:1936年中国北東(旧満州)生まれ。跡見学園女子大学教授・IPI(統合的心理療法研究所)所長
・沢崎達夫:1952年静岡生まれ。目白大学人間社会学部心理カウンセリング学科教授
・土沼雅子:1945年大阪生まれ。立教大学人間科学部臨床心理学科教授 
   

自己カウンセリングとアサーションのすすめ

著者:平木典子
発行:金子書房

アサーションとは、「(さわやかな)自己表現」のことです。
家庭・会社・社会で生活する上では、他者との対人関係は切っても切り離せないことで、多くの悩みがここから生まれるともいえます。
自分自身を知り、自分を素直に表現し無理なく前向きに生きる術を知り・使えるようになることで、もっと々自分らしく過ごすことが可能になるはずです。
キャリアカウンセリングを通じてお会いするクライエントに、「ぜひ一度、お読みになってみて下さい」とお奨めする事が一番多い書籍です。
著者の平木典子さんは、日本におけるアサーションの第一人者であり、とても平易な言葉で解りやすく真面目に書かれてあり、不思議なくらいにスッと胸のなかに入り込んでくる言葉の数々がありました。
一般の方々にも、キャリアカウンセラー諸氏にもぜひ一読して欲しいと思う書籍です。

●著者ご紹介

別枠の紹介を参照願います。
   

カウンセリングとは何か

著者:平木典子
発行:朝日新聞社

カウンセリングの理論や技法についての関連の書籍は多く出版されているかと思います。
本書は、特定の理論や手法に偏ることなく、カウンセリングとその「プロセス」について本当に丁寧に記されています。
インテーク面接〜カウンセリングの終結までが平木さん特有の分かりやすい言葉と表現で記されていますので、キャリアカウンセラーの勉強中(試験対策にも)の方はもとより、実践の場に赴くその時のバイブルとしても役立たせることが出来ると思います。
カウンセリングのプロセス全体像を掴むのには必読の一冊だと思います。

●著者ご紹介

別枠の紹介を参照願います。
   

その幸運は偶然ではないんです!  夢の仕事をつかむ心の練習問題

著者:ナンシー・K・シュロスバーグ
発行:日本マンパワー出版

クルンボルツの「ハプンスタンス・アプローチ」を詳しく知りたいと購入した一冊ですが、本書の実際の使用方法としては、ご自身の思いがけない出来事により悩みを抱えてしまったようなクライエントの方々に、「構えることなく気軽に読み進められるので、一度、読んでみてはいかがですか?」と薦めている一冊の書籍です。
これも「偶然を活用してチャンスをつかむ」的な考え方かと思っていますが・・・
多くのケーススタディが掲載されており、客観的に自分自身を見つめることにも一役買えるかと思っており、キャリア形成を考える、一般の方々に気軽に手にして欲しい書籍です。

●著者ご紹介 (本書より)

米国のキャリア・カウンセリングの専門研究家による組織NCDA(全米キャリア開発協会)1999年度会長。
1973年には、米国教育議会ACE初の女性役員として活躍。
現在は、米国メリーランド大学教育学科カウンセリング・人材サービス学会の名誉教授を勤める。
   

「選職社会」転機を活かせ

著者:J・D・クルンボルツ & A・S・レヴィン
翻訳:花田光代・大木紀子・宮地夕紀子
発行:ダイヤモンド社

人生の転機や変化は誰もが経験することです。
これをどのように乗り越え、豊かな人生を送るにはどうすれば良いのか。の「転機の克服」をテーマとして書かれています。
タイトルや帯には硬さを感じますが、内容的には、理解しやすい事例に溢れていて、とても読みやすい内容となっています。
硬い理論・技法の手引き書ではなく、読み進めて実践に移していけるように編集された実践書として捕らえられます。
転機を迎え悩みを抱えてしまった一般の方にもキャリアカウンセラーにも多くの方々にご覧いただける一冊かと思います。

●著者・翻訳者紹介 (本書より抜粋)

・J・D・クルンボルツ:スタンフォード大学教育学・心理学教授。アメリカ心理学会及びアメリカ科学振興協会フェロー。
・A・S・レヴィン:カリフォルニア州立大学カウンセラー教育教授。

・花田光代 :慶応義塾大学総合政策学部教授。キャリア・ソース・ラボラトリー代表。
・大木紀子 :キャリア・ソース・ラボラトリー研究員。
・宮地夕紀子:キャリア・ソース・ラボラトリー研究員。
   

     

“問題行動の意味”にこだわるより“解決志向”で行こう

著者:森 俊夫
発行:ほんの森出版

勝手に名付けた「ソリューションフォーカス3部作+1」のなかの「+1」が本書です。
ソリューションフォーカスとは、ブリーフセラピー(短期療法)のひとつで、問題の原因やその分析に焦点をあてるのではなく、 現状を改善する方向へ焦点を当て、早期(ブリーフ)解決を目的とした、解決志向アプローチとなります。
本書は、雑誌の連載をまとめられたものであり、関西弁の軽い語り口でウィット交じりにお話しが展開されるため、笑いながらもスラスラと読み進めることが出来ます。 が、表現の裏側をじっくりと見つめるとブリーフセラピーのエッセンスが凝縮されていることに気が付きます。
技術的な記述は少ないのですが、問題の捉え方に主軸を置いたカウンセラーの姿勢・スタンスを中心に書かれており、 ソリューションフォーカスを学ぶ前段の書として「+1」としましたが、何度も読み返すことが出来る良書だと思います。

●著者紹介 (本書より抜粋)

森 俊夫:昭和33年1月2日大阪生まれ。昭和56年東京大学医学部保健学科卒業。昭和63年東京大学大学院医学系研究科第T種博士課程(保健学専攻・精神保健学)修了。保健学博士。 同年より現在まで東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野助教。臨床心理士。    

     

問題解決力を高めるソリューション・フォーカス入門―解決志向のコミュニケーション心理学

著者:橋本 文隆
発行:PHP研究所

「ソリューションフォーカス3部作」のなかで最初に読んで欲しい1冊です。
例示とともに簡潔にポイントが解説され、とても読みやすい良書だと思います。タイトルの通り、ソリューションフォーカスの入門編として書かれていますが、 この1冊を先に読んでおくと、他書を手にして学びを深めた時に理解の度合いが大きく変わるかと思います。
巻末に「Q&A 疑問・質問コーナー」が設けられており、素朴に湧き上がる「?」に対して的確な回答により、更に深い理解を促す効果に繋がっていることも見逃せません。
ソリューションフォーカスは、カウンセラーのみならずコーチングの世界でも活用されるものであり、また日常的なビジネスのなかでも活用が出来るものであるため、 立場を超えて幅広い方々にお勧めしたい一冊です。

●著者紹介(本書より抜粋)

橋本 文隆:日本産業カウンセラー協会認定 産業カウンセラー/キャリアコンサルタント。経済産業省認定 中小企業診断士。日本経営品質賞 2004年度審査員。高野山大学大学院密教学専攻。    

     

解決志向(ソリューションフォーカス)の実践マネジメント

著者:青木 安輝
翻訳:
監訳:
発行:

「ソリューションフォーカス3部作」のなかの2番目に読むことをお勧めしたい本書です。
ひと言でいうならば、3部作の「bPと+1」を一冊に凝縮してまとめた感じの内容とお伝えできるかと思います。
カウンセリング・心理学関連の書籍にありがちな難解さは皆無であり、とても分かりやすい言葉・表現・構成に加え、豊富な例示と図による解説は、 「問題解決力を高めるソリューション・フォーカス入門」を要点として、前後左右にさらに広がりを見せる内容となっています。
特筆すべきは、一章を割き7つのケーススタディを通じて具体的な実践対応について解説を行いながら、 ソリューションフォーカスの奥行きと・幅広さを感じ取れるような編集がされている点が挙げられます。
各書ともそうなのですが、事例の内容がビジネスの日常に良くある場面を想定して書かれているため、抵抗感なく入り込めることもプラスの特徴といえるかと思います。 この1冊だけでも十分にOK!なのですが、他書との併読をされると主要点も明確になり且つ理解促進につながるかと思います。
ブリーフセラピー/ソリューションフォーカスを活用したいとお考えの方にはお勧めの一冊です。

●著者紹介(本書より抜粋)

青木 安輝:1958年東京・八王子生まれ。AFS奨学生として1年間米国留学。1983年東京大学文学部社会学科専修課程修了。    

     

組織の成果に直結する問題解決法 ソリューション・フォーカス

著者:マーク・マカーゴウ, ポール Z ジャクソン
翻訳:青木 安輝
発行:

「ソリューションフォーカス3部作」のなかの最終・完結編としてお勧めするのが本書です。
「解決志向(ソリューションフォーカス)の実践マネジメント」の著者である青木氏が翻訳を勤められています。
豊富な実践例に溢れていることが本書の最大の特徴といえるかと思います。3部作と銘打った最後にと示したのは、ソリューションフォーカスの基本が理解された上での 読み進みが求められるためのものでした。著者がアメリカの方のため事例は必然的に国外のものとなりますが、翻訳の青木氏の努力の賜物で、これを以ってしても 質量共に十分な手応えを得られる一冊となっています。
3部作+1を順を追って本書に辿り着くならば、実践的な事例の宝庫のなかで毎回の気付きを得ることが期待出来るかと思います。 逆に本書から入ってしまうと多少なりとも難解と思えてしまうかも知れません。
ソリューションフォーカスを学び自分のものとするための最終の書として本書をお勧めします。

●著者・翻訳者紹介 (本書より抜粋)

●マーク・マカーゴウ:The Center for Solutions Focus at Work の共同経営者。物理学博士。SOL(Solutions in Organizations Linkup)の共同創立メンバー)
●ポール Z ジャクソン:オックスフォード大学卒業。ソリューションフォーカス・コンサルタント&コーチ。SOL(Solutions in Organizations Linkup)の共同創立メンバー)
●青木 安輝:1958年東京・八王子生まれ。AFS奨学生として1年間米国留学。1983年東京大学文学部社会学科専修課程修了。
   

     

熟練カウンセラーをめざす カウンセリング・テキスト

著者:ジェラード イーガン
翻訳:鳴沢 実, 飯田 栄
発行:創元社

先ず、「熟練カウンセラーをめざす」とあるので、キャリアコンサルタント技能士検定2級(国家検定)のワークテキストかと思われるかも知れませんが、 本書は全くこれとは違います。が、十分にキャリアコンサルタントの民間・国家試験の教材として活かすことが出来る書籍かと思います。
溢れるほどの事例と詳細の解説によって構成されていますが、基本的には「問題解決志向」に基づいたもので、病理的な臨床を対象としていないため、 この点でもキャリアコンサルタントを目指す方、さまざまな現場でご活躍中のキャリアコンサルタントのスキルアップに役立てられる一冊かと思います。 かなりのページ数に渡るものではありますが、とても読みやすく素晴らしい翻訳だとも感じました。

●著者・翻訳者紹介

●ジェラード イーガン
シカゴ・ロヨラ大学教授(心理学・組織研究専攻)。カソリック教会の神父でもある。欧米各国で、カウンセリング講座、ワークショップなどを開催し、 経営コンサルタントとしても活躍中。
●鳴沢 実
1934年長野県生まれ。1971年、東京都立大学大学院人文科学研究科心理学専攻修士課程修了。東京都立大学教授・専任カウンセラーを経て、 現在、大妻女子大学教授、東京都立大学名誉教授、日本学生相談学会名誉会員。
●飯田 栄
1950年、広島生まれ。1973年、上智大学文学部卒業。1976年、ボストン・カレッジ大学院修士過程修了。1994年、ロヨラ大学(シカゴ)大学院教育学修士課程修了。 現在、聖カタリナ大学社会福祉学部教授。

     

熟練カウンセラーをめざす カウンセリング・ワークブック

著者:ジェラード イーガン
翻訳:福井 康之, 飯田 栄
発行:創元社

熟練カウンセラーをめざすカウンセリング・テキストよりも先に第1刷は出版されており、 タイトルの通り、完全なカウンセリングのワークブックとして構成されています。
原著にはワークの解答はなかったようですが、別途編集を行い手引きとしての解答例集が作成されています。
本来の本書の使用方法が、「指導者のもとでの実習が最善とされている」ため一見すると使い方に迷ったのですが、 カウンセリングのポイントを知るとの観点からじっくりと読み直し対応することで、本書の意味合いを大きく変化させることが出来るのかとも思いました。
カウンセリングのトレーナーの方にはベストな一冊かと思いますが、じっくりとカウンセリングスキルを高めたいと思われる方についても十分に活用が可能かと思います。

●監訳・訳者紹介

福井 康之
1934年京都府に生まれる。1969年京都大学大学院博士課程(教育方法学)、中退後、金沢大学保健管理センター講師、愛媛大学教育学部教授、鳴門教育大学教授、 神戸女子大学教授を経て、現在、仁愛大学教授(大学院人間科学研究科長、心理臨床センター長、臨床心理士学持論・臨床心理学研究演習担当)、博士(教育学)・臨床心理士。 ●飯田 栄
別枠の紹介を参照願います。

     

対人援助のための相談面接技術 逐語で学ぶ21の技法

著者:岩間 伸之
発行:中央法規

タイトルから対話技法のみの内容かと思われるかも知れませんが、相談面接(=カウンセリング)の開始(意味〜環境設定〜基本態度等)〜 面接技法(基本的な21の技法解説:傾聴関連技法)〜使用事例といった構成で、各項毎に対話の具体的なポイント事例がとても分かりやすくまとめられています。
心理・キャリア系の諸理論以前に、カウンセラーとしての対話の基本を学び取れることから、民間試験の際のテキストの補完としても活用出来るのではないかと思います。
「知識を活かして価値となる」といった著者の明確なコンセプトと、対人支援者としての基本的なマインド・スタンスをも知ることが出来るお勧めの一冊です。

●著者紹介

●岩間伸之 1965年生まれ。同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士課程後期修了。 大阪市立大学大学院生活科学研究科准教授。社会福祉学博士。著書に「支援困難事例へのアプローチ」など。

     

カウンセリングテクニック入門

著者:大谷 彰
発行:二瓶社

特定の理論の解説書ではなく、問題解決のための目的に応じた各種の技法(カウンセリングテクニック)を論理的に且つ非常に詳しく丁寧に解説されています。
著者自身が「カウンセリング理論は分析的・実存・人間主義的・認知的・行動的・システム的に分類できるので、読者は興味のある理論をこれらのなかから選び、 さらに高度な技法を見につけることが望ましい。」と語られているように、自分にとって共感できる技法の入口(入門)に気が付かされる事も多くありました。
各技法を元にした言葉の投げ掛け例や逐語の参考例も豊富で、実際のクライエントとの問題解決のために付箋紙だらけで活用をしているとてもお勧めの一冊です。

●著者紹介

●大谷 彰 1955年(昭和30年)大阪生まれ。大阪明星高校在学中、AFS(American Field Serviceの略称で、高校生の交換留学を行なう財団法人)で米国オハイオ州に留学する。 上智大学外国語学部英語学科を卒業後、米国西バージニア大学院にてカウンセリング心理学を学ぶ(教育学博士)。 ジョンズ・ホプキンス大学助教授(1986〜1989)、メリーランド州の臨床心理士資格認定委員会副委員長を経て、 現在メリーランド大学カウンセリングセンター主任サイコロジスト、京都ノートルダム女子大学客員教授。専門はカウンセリング技法、キャリア理論、 および臨床催眠。現在、米国でカウンセリングの実践にたずさわりながら、日米で幅広く講義や研修を行なう。

     

わかりやすい認知療法

著者:マイケル・ニーナン ウィンディ・ドライデン
監訳:大谷 彰・訳 玉井 仁
発行:二瓶社

認知療法の基本要素は何かについて、書籍のタイトルの通りに要点が簡潔にまとめられており「読みやすく・わかりやすい」1冊です。 対人恐怖に悩むクライアントの例を挙げながら、豊富な逐語によるやり取りの中に各章・各項のポイントが要約され、とても丁寧に解説されています。
翻訳には相当のご苦労があったのではないかと思いますが、構成的にも読みやすく、且つ、濃厚な内容であることから、 認知療法の実践的な入門編として手にする事をお勧めできる一冊です。

●監訳・訳者紹介

●大谷 彰 上智大学外国学部(英語専攻)卒業後、米国に渡りWest Virginia University大学院にてカウンセリング心理学を専攻する。 教育学博士。Johns Hopkins University (1986-1989) 大学院でカウンセリングを教え、 1989年よりシニア・サイコロジストとしてUniversity of Maryland Counseling Centerに勤務する。 この間、メリーランド州の臨床心理士資格認定委員会副会長(1993‐1996)を歴任する。 最近では日本でもカウンセリングスキル研修はじめ、日本臨床催眠学会の理事として活躍している。

●玉井 仁 サイコセラピスト。臨床心理士。 ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(天文学)卒業。NPO法人青少年自立援助センター立ち上げスタッフとして勤務後、 立正大学大学院(臨床心理学)修了。公的機関にて教育相談員として勤務の後、IFF(家族機能研究所)セラピスト・相談室室長を経て、 現在は東京メンタルヘルス・アカデミーにおいてセラピスト兼、研究開発部長。都内クリニックにおいても認知行動療法治療プログラムを提供中。 日本認知療法学会・日本嗜癖行動学会において継続的に認知行動療法の発表を続ける。

     

認知行動療法入門

著者:B・カーウェン,S・パーマー,P・ルデル
監訳:下山晴彦
発行:金剛出版

認知行動療法について、理論的に分かりやすく・実践的な活用までもが描ける書籍が欲しいと思い探していて出会った一冊です。
各章の目的を明確にしながら実践場面を想定して様々な技法がガイドラインと併せて実践のポイントとして解説され、 付録として実践上にそのまま活用できるように各種のフォーマットも記載されています。
特に支援現場で時に対面することがある精神障害の疑いを感じるクライエントへの介入については、一章を割き、且つ、精神障害の分類一覧が付録に掲載されており、 個人的には入門書というよりも実践のための手引書としての活用を描いている一冊です。

※認知療法については、多くの書籍が発行されていますのでご自身が読みやすく・理解しやすい一冊を求めることがベストかと思います。 また、認知行動療法は、認知に働きかけることを通してクライエントの行動の変化を促すものであり、効果研究によって有効な介入が出来るとの結果が実証的に示されています。

●監訳者紹介

●下山 晴彦 1957年生まれ。東京大学大学院教育学研究科助教授(書籍発行時)。

     

キャリア・アンカー 自分のほんとうの価値を発見しよう

著者:エドガー・H. シャイン
訳 :金井 寿宏
発行:白桃書房

キャリア発達論として、有名なエドガーH.シャインの「キャリア・アンカー」。
キャリア・アンカー(拠り所)は、「自分の内なる声を知るもの」であるとして、 「何が得意か」「何をしたいのか」「何をしているときに充実感を得られるか」の3つのテーマについて、質問と説明とインタビューを通じて、理解を深めていきます。
もう一方、自分に対する外からの声を確かめる手段として「キャリア・サバイバル」があります。
刻々と変化する環境のなかで、自分を取り巻く様々な関係者が自分に対して期待することを知り、 期待される役割や職務をうまく遂行するために必要となる技能、態度、価値観などについて考えるものとされています。
戦略的にキャリア形成を考えるとの視点でいうなら、2冊まとめて読み進める事が望ましいのかと思います。

●訳者紹介

●金井 寿宏 1954年生まれ。1978年京都大学教育学部卒業。1980年神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程を修了。 1989年マサチューセッツ工科大学で経営学博士を取得。1992年神戸大学で博士(経営学)を取得。1994年より神戸大学教授。 現在、神戸大学大学院経営学研究科教授。専門は、経営管理論。テーマとしては、仕事意欲、キャリア発達、変革のリーダーシップ、創造的なネットワーキング、 組織変革、経営幹部の育成、日本型のMBA教育、人事部の役割変化など。会社やその他の組織のなかで生じる人間にかかわる問題に対して、 働く個人にとっても、組織にとっても創造的な活動を促進するという視点から研究を重ねている。最近の関心は、キャリア発達とリーダーシップ開発の融合。

     

キャリア・サバイバル 職務と役割の戦略的プラニング

著者:エドガー・H. シャイン
訳 :金井 寿宏
発行:白桃書房

※ キャリア・アンカーの書評を参照願います。


●訳者紹介

※ キャリア・アンカーの紹介を参照願います。

     

プロカウンセラーの聞く技術

著者:東山 紘久
発行:創元社

来談者中心療法を基幹にした応用編として「聞く」ことを実生活で活用するために一般向けに書かれたものですが、 2000年に発行され20万部を超えるベストセラーになった1冊です。
31のテーマが様々な日常の事例をもとに「聞く」ことの重要性(聞く技術を習得していれば、多くの人との人間関係の危機が救え・ 大切な人との人間関係が構築でき、信頼感を得ることが出来る)が説かれています。
どこからでも気軽に読み進めることが出来、一般の方のみならずカウウセラーを目指す人にも技法面で大いに参考になる一冊かと思います。

●著者紹介

●東山紘久 京都大学HP(略歴)より こちらをご覧下さい。

 
     

プロカウンセラーのコミュニケーション術

著者:東山 紘久
発行:創元社

本書は、プロカウンセラーシリーズ(?)の第三弾として発行されたモノで、 ●第1弾:プロカウンセラーの聞く技術:相手を理解するためには「聞く」こと ●第2弾:プロカウンセラーの夢分析:己の心を知るには「自分から自分へのメッセージ(夢)を読み解くこと ●第3弾として、円満な対人関係・コミュニケーションには「対話」が第一だと定義されて書かれたのが本書です。
カウンセラーが、相手の話を聞くときに、どのような点に注意して話を聞いたり発言したりしているのか、 相手のしぐさや言葉、表現のし方や態度、話の内容など、コミュニケーションを円滑に進めるうえで注意すべき観察の極意が語られています。
3冊まとめてでも1冊毎でも通勤の合間にでも手軽に読み進めることが出来る一冊です(個人的に第2弾は省きました)。

●著者紹介

●東山紘久 京都大学HP(略歴)より こちらをご覧下さい。

不定期日記とびうお

著者:宇山基道
発行:文芸社

キャリア形成とは、本当の自分との向き合い・自分自身との対峙です。 自分自身の頭に無理に嘘をついても、こころは自分の真実を知っています。 真剣に生きるからこそ、生まれ出る多くの悩みや笑顔や涙・・・そして自分と他者への愛情。
生きることは「かかわり」であり、自他を考え歩むことが優しさであり、道なのだと気付かせてくれます。
嘘のない自分、奮起のために課す試練、驕ることない自分の可能性への過信・・・
人生の未知に対し精一杯に歩み続けることではじめて不安も恐れも拭え、解を得られるのだと教えられます。

不定期日記として綴られた様々なテーマ。 一切の押し付けや圧力もなく、自然に湧き上がる言葉を自らの心の音として語られるなかに、キャリア形成のヒントが満載されています。
一般の方にもカウンセラーにもぜひ一度手にしてみて欲しい一冊です。


●著者紹介(文芸社:書籍紹介記事より抜粋・編集)

1975年12月5日生まれ。伊豆大島波浮港出身。
伊豆大島の漁業を営む家に生まれ育ち、18年間を過ごす。
水産業の道を志し、伊豆大島の水産高校卒業後、静岡の水産大学に入学。在学中は音楽活動に没頭し、 卒業後も島へは戻らず、東京で音楽の道を志す。その後、松山千春・鈴木康博などをはじめ様々なアーティストのサポートギタリストとして活動をしながら、 シンガーソングライターとしての活動も開始。インディーズレーベルよりCDを発表しながら、全国各地精力的なライブを行う。
そのほか現在は、FM熱海湯河原『週刊トビウオ通信』(毎週日曜日12:00〜生放送)のメインパーソナリティー、
フリップサイドフリーペーパー『SIDE VIEW TIMES』にて、コラム『月刊水揚げ通信』連載などを行う。

●宇山基道さんよりお預かりした「メッセージ」もぜひご覧下さい!きっと「なにか」を感じ取って頂けると思います。

虹を見上げて

著者:甲地由美恵
発行:サンクチュアリ出版

聞こえる人生か、聞こえないけど、波乗りのある人生か・・・20歳のときに甲地さんは、海を選びました。
音の無い自分の世界と人生を見つめながらも、一番「自分らしく」生きることの判断をしました。

彼女は、「波乗りのある人生」を選びました。

  ●生きることへの覚悟         ●自分らしく生きることへの決意
  ●夢と笑顔の力を信じて生きること  ●命の息吹を、まだ見ぬ自分に胸躍らせること   etc

多くの方に彼女の生き方に「こころ」に触れて欲しいと思いました。
キャリア形成を考える方にも、キャリアカウンセラーとしてクライエントと向き合う方にも甲地さんの人生・哲学・生き様に
ぜひ触れて欲しいと、感動以上の震えを覚えた、本当に素晴らしい書籍です。 ※こちらもご覧下さい

●著者紹介 (本書より)

1973年10月4日東京都生まれ。千葉県在住。
2歳のとき、感音声難聴にかかり両耳の聴力をほとんど失う。
18歳の時にボディーボードと出逢い、28歳でプロテスト合格。
2006年の世界ツアーでは、1年目にして日本人最高位という快挙を成し遂げた。
   

聴こえなくても私は負けない

著者:甲地由美恵
発行:角川書店

前作の「虹を見上げて」に続く第二弾
常に自然体&カウンセラーマインドに溢れるご本人が、どのような歩みを持って今日に至ったのか、自叙伝として綴られています。
幼い日々からの出来事・思い出の数々と、その時々の考えや思いが、色々と変化して、今現在に綴れ折られていることがとても良く窺い知れます。
ご本人の息遣いを感じ取れる、一般の方々にもカウンセラー諸氏にもぜひ勧めたい一冊です。

こちらもご覧下さい

●著者紹介 (別枠の紹介を参照願います)  〜 あとがきより 〜

私は信じている。
本当は、私たち人間は、諦めなければ夢は叶う、ということを。
悲しさの裏側にはいっぱいチャンスがつまっているということを。
むしろ悲しい時にこそ、チャンスをつかむ瞬間があるのかもしれない。
だから幸せなときよりは、辛いときのほうが成長できることもある。
これは、もしかしたら「耳が聞こえない」ことで、私は気づくことができたのかもしれません。
そして、それを伝えていくために、耳が聞こえなくなったのかもしれない。
「人の声を心で聴け。そして誰かを助けてやれ。そうすればお前は必ず幸せになる」
そういうことなのかな・・・・・・おじいちゃん。    

     

働く人の夢   33人のしごと、夢、きっかけ

編集:日本ドリームプロジェクト
発行:いろは出版

「1歳から100歳の夢」「中学生の夢」「高校生の夢」「先生の夢」に続く新刊として、『働く人の夢』が発刊されました。
これらのどの1冊を手にしても読み手なりの「なにか」発見することが出来る、感動を呼び起こしてくれる書籍です。

今回の『働く人の夢』にも、「自分らしく歩むこと〜キャリアの原点」が、多くの方々の言葉からひしひしとあふれ出しており、年齢・性別・職業を問わず、多くの方々に深い感動を呼び起こしてくれる一冊となっています。

「夢の力」を信じてみませんか?
それはとてもシンプルなことです。
きっとそこに忘れていた何かを・本当の自分らしさを見出せるはずです。    

●附記

本書の制作過程において、いろは出版 日本ドリームプロジェクト『働く人の夢』制作リーダー 内山蔵人さんと接点が生まれ、巻末の「感謝をこめて」に吉田の名前も記載して頂きました。
この素敵な1冊に掲載をして頂けたことを心より感謝申し上げます。

●メルマガ「個の時代」のキャリアカウンセラー&人事 より  キャリア 〜「自分らしさと、夢の力」〜

日本ドリームプロジェクト HP  ●いろは出版 HP