資格取得後の活かし方


キャリア形成支援活動の全体概況について


キャリア形成支援に係る、国内情況は、確実に拡大傾向にあるといえます。
これに伴って、キャリア・コンサルタント資格取得者の活動・就職先も現在より拡大すると思われます。
キャリアカウンセラーの業務対象範囲は、非常に幅が広く、対象となる方々の特性も、 個人・集団、年齢(若年〜中高年)・性別・社会属性(主婦・ニート/フリーター)等々と多義に渡るため、 直接的なキャリアカウンセラーとしての職のみならず、人事・労務等々、関連職種での活躍の場の幅も広がりつつあるといえます。

具体的には、大学のキャリアセンター・高校以下のスクールカウンセラー・企業内カウンセラー(まだ少ない)等の教育・育成関係や、 ジョブカフェを初めとするキャリア形成支援の公共機関、人材ビジネス関係(人材派遣・職業紹介・再就職支援等)、 また企業内の各セクション(人事・労務・総務系)等々で活躍される方も増えています。

キャリア形成支援をビジネスとして実施したり、キャリア関連の会社組織に就職する場合、上記の資格がなくても事業活動(個人・法人)を行うことは可能です。
資格取得後の日常的な実務への活かし方は、各組織毎に違いがあるため一概に言えませんが、 資格の認知向上に伴い、人材系会社(コーディネーター・カウンセラー等)や人事関連セクション等々の各職で資格取得を目指すケースも増えています。




厚生労働省「キャリア・コンサルタント制度」国家資格化について

「個の時代」の社会背景・転職市場の拡大等に伴い、キャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)関連の民間資格が乱立し、 キャリアコンサルタントの質の低下が問題視されるなか、就職・転職・職業能力開発等のアドバイスをする「キャリア・コンサルタント」については、 省令を改正し、職業能力開発促進法に基づく技能検定に追加し、「キャリア・コンサルタント制度」の国家資格が厚生労働省で決定されました。




民間資格においては、実務経験が無くても受験・資格取得が可能でしたが、国家資格では、実務経験・能力が、受験・資格取得に問われることになります。
これにより、今後キャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)資格は、民間資格・国家資格の2つの資格が存在することになります。
また、現在の厚生労働省指定の「キャリア・コンサルタント」資格試験実施の各団体においては、 今までとは違った意味の存在理由・価値・機能等が求められるのではないかと思われます。
下記に記述の「ジョブ・カード制度」に於いては、これに機能するキャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)は、国家資格保有者として 想定されています(現状は、資格保有者がいないため、民間資格保有者が代行実施を行なう)。
このような一連の動きに伴い、キャリアカウンセリングやキャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)の社会機能としての確立が一般認知の向上へとつながることは 間違いのないことで、キャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)の活躍機会は増加するであろうことと、 現在の有資格者が活躍される各職場においても2階層の資格設定による変化が大きく起こると思われます。

 ※ 厚生労働省「キャリア・コンサルタント制度」国家資格化についての詳細は、
   「個の時代」のキャリアカウンセラー&人事(メルマガ過去ログ)にいくつか記事として書いています。
   関係各所・各資料へのリンクも貼っていますので、ご確認下さい。



詳細状況について


キャリアカウンセラーの求人状況について

大学を始めとした各教育機関や人材ビジネス関連会社、キャリア支援関連会社、公共機関等における求人は、
資格取得者を前提とした募集がなされる場合が多々あります。
求人情報は、各団体を通じて情報開示される場合や、個々のHPや新聞の地域版等々に掲載されたりしています。
具体的な活動内容や目指す方向性が決まっているならば、こまめに関係先情報の入手・確認を行う事が必要かと思います。
最近は、キャリア形成支援関係の仕事への派遣業務も増えてきていますので、働き方と併せて検討することが出来るかと思います。

2008年度より開始される「ジョブ・カード制度」では、キャリアカウンセラーの活躍が期待されていますので、公的機関や有料職業紹介事業者の 求人募集や登録応募の情報に注意を払うことも必要かと思います。

※「ジョブ・カード制度」の詳細は、
 【認定資格の取得方法】内の「キャリア・コンサルタント制度」国家資格化についてをご確認下さい。


資格取得と賃金への反映について

資格取得が賃金に反映されるかどうかは、各会社・組織毎に違いがあります。
資格手当の支給がある組織においては、多少也とも反映があるかも知れませんが、 マクロ的には、諸手当撤廃の流れもあるため、資格取得が出来たから幾らと云うよりも、実務の基礎能力の向上の結果として、 これを含んだ、月給総額・年俸額等がどのように変化するかに着目・判断を行う事が適正かと思います。


キャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)としての独立

キャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)の職一本で独立経営を行ない事業の成功を収めていらっしゃる例はまだ少ないかと思われます。 社会的ニーズがあるのにも関わらずこの様な背景には様々な要因がありますが、今後の社会状況の変化に伴い大きく様変わりをするのではないかとも思います。 しかし、この現状を大きく変える切っ掛けのひとつとして、女性の社会進出が挙げられます。
特にワーキングマザーの活躍は目覚しいものがあり、ワークライフバランスの調整のしやすさの点において、独立系キャリア形成支援事業者として、 女性の台頭がより顕著になるのではないかと予想をしています。



キャリアウィングでは、右欄の『ビジネス支援の各メニュー』をはじめ、各種ご相談もお受けいたします。


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